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【冷え症】タイプ別改善方法&東洋医学の考え方

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冷え症

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「冷え症」ってどんな症状?

【寒さ対策】
毎年寒い季節になると、寒さに悩む方が多くいらっしゃいます。ここでは、対策をご紹介しています。
先ず、冷えを放置するとどのようになるか。

①慢性痛や肩こり、腰痛、便秘、生理痛が酷くなる。
②新陳代謝が悪くなり、太りやすく、ダイエットしてもリバウンドしやすくなる。
③免疫機能が低下し、コロナウイルス、風邪、アレルギー症状などにかかりやすくなる。
④内臓の働きが悪くなり、ガンや婦人科疾患の原因になりやすい。
⑤自律神経が乱れ、うつ傾向になりやすい。
⑥肌トラブルが起きやすくなる。
⑦脳の老化が加速する恐れ。
⑧もの忘れが酷くなる。

「あなたはどっちチェック??」

①手足や下半身が冷たいタイプ
→末端の血管が収縮して起こる「血管収縮型冷え症

②手足は他人が触るとポカポカしているのに全身が寒い、または、手足も全身も寒いタイプ
→末端の血管が拡張して起こる「血管拡張型冷え症

①血管収縮型冷え症の特徴

・室内にいても手足が冷える。
・春から夏にかけて、また冷房がつらくなる。
・主に下半身が冷える。
・セルライト(脂肪)が多い。
・手足がむくむ。
・肩こり、腰痛、便秘、生理痛が気になる。

②血管拡張型冷え症の特徴

・全身が冷える。
・からだは冷えているのに、手先足先にほてりを感じる
・何枚重ね着しても寒い。
・からだの冷えは感じず、手や足のほてりのみを感じることもある。
・寝るときに電気毛布が手放せない。
・常にストレスがあり、年々ひどくなる。

【対処法】

①冷えている手足よりもお腹を温める
頭とお腹に血液が留まっているため、手足まで十分に届いていません。そのため、手足ばっかり温めてもあまり効果は期待できません。
冷え体質を改善するには、集まっている血液を体の末端まで流してあげる工夫が必要です。そのためには、冷えている手足よりも、体の中心を温めましょう。
血液を体の末端まで流すためには、お腹を温めるのが効果的です。

おすすめ:腹巻・毛糸のパンツ・カイロ(お腹と背中)など

②刺激に過敏になっている皮膚を鍛える
血管が拡張して熱を放出している末梢の血管を少し収縮させることが大切!
手先や足の指などをタオルで擦るようにマッサージをすると冷えに対して過敏になっている皮膚表面を鍛えて抵抗力をつけるのに有効。
寒いからといって全身を温めすぎると体温調節が出来なくなり冷えの体質が悪化する恐れがあります。

おすすめ:首・お腹・足首~足先(マフラー、カイロなど)

3つのタイプの冷え症と改善方法

タイプ①:末端型冷え症

【症状】
・血管が何らかの原因で圧迫され、末梢の血流が悪くなる冷え症です。
・特に冬場はつらくなり、肩こり、腰痛、生理痛、便秘などの症状が強くなります。

【原因】
・O脚
・外反母趾
・骨盤のねじれ
・足の筋力が弱く関節が硬い

【対策】
・骨盤や骨格、捻れた下肢や足アーチの矯正が必要になります。
・対策グッズとしてレッグウオーマーや5本指ソックスがオススメ。
・身体の関節を柔らかくすることが重要。

タイプ②:かくれ低体温型冷え症

【症状】
・内臓温度が低下して起こる冷え症。
・内臓機能の低下、免疫力の低下。
・痩せにくい体質。

【原因】
・食生活の偏り
・深層筋力の低下
・生活習慣の乱れ
・服装(素材やスタイル重視で締め付けるのはダメ)

【対策】
・お腹の中の温度を上げることが必要になります。
・対策グッズとして腹巻き、毛糸のパンツがオススメ。
・カイロなどを使用してお腹を温めたり、温性の食材を摂ることが重要。

タイプ③:全身型冷え症

【症状】
・特に体幹(うなじ、背中、腰、お腹)の冷えを強く感じます。
・全身の倦怠感、うつ症状、自律神経失調などが起こります。男性はこのタイプが多くみられます。

【原因】
・強いストレス
・急激な環境の変化
・過剰なダイエット

【対策】
・ストールの室内使用、うなじや冷え症を強く感じる場合の乾布摩擦がオススメ。
・首、お腹、足先を良く温め、冷やさないことが重要。

≪よかれと思ってしていたことが・・・間違えだらけの冷え症対策≫

冷え症の人はどんな対策をしているのでしょうか?「冬はとにかく重ね着」をしたり、「寝る時は電気毛布をして朝までつけっぱなし」にしていませんか?
冷えている部分を温めることは、基本的間違いではありません。でも、寒いからと素材の相性を考えず重ね着するのは、冷え症の体敵である静電気をうみ出して冷えを増長させてしまいます。

冷え症や健康によかれと思ってやっていたことがかえって冷えを悪化させていることがあります。

◎(温めっぱなしの足湯)→ 外に出すと温まって広がった血管から熱が一気に逃げる。
お湯で開いた血管は熱が逃げるのが早く、結果、余計に冷えてしまいます。体内の熱は胴体よりも手足から逃げていく方が多いので注意!
足湯・お風呂から出る直後、水にぬらして絞ったタオルを足に30秒程巻いてみて下さい。広がった毛細血管を収縮させ熱が外に逃げるのを防ぎ、湯冷めを防ぎます。

◎(長時間の着圧ソックス)→ 必要な時間だけにとどめ、お腹の温め対策も。
むくみ対策に人気の着圧ソックスは、間違った履き方をすると逆効果です。
昼間の活動的な時間帯に短時間ならポンプの役割を果たし血行を促進してくれますが、長時間履きっぱなし、寝る時も履いたままだと、足首の動きを妨げて、血行不良による冷え症をうながします。
むくみが気になる方は、着圧ソックスよりも、うっ血しているお腹をホッカイロ、腹巻きで温める方が効果的です。

◎(パジャマ代わりのフリース)→ パジャマにするなら毛・綿・絹。
冬は暖かいフリースをパジャマ代わりに着ている方も多いと思います。スリースの素材は静電気を起こしやすい化学繊維で、ポリエステルの一種。
ウールの毛布にくるまって寝返りをしただけで摩擦によって静電気が発生します。静電気は体に帯電して、自律神経に悪影響を与える意見もあります。

また、フリースは熱がこもりやすく、うまく体温調整が出来なくなる恐れがあります。

◎(ブーツとミュール)→ 履いた日には足首のストレッチを欠かさずに。
冬のおしゃれに欠かせないブーツ。足の寒さもしのげますが、ブーツは足首を強制的に固定するため、血流が悪くなり、むくみを起こし内臓温度を下げてしまいます。
夏のミュールも同じ。両方履くことが多い人は、椅子に座って脚を伸ばした状態で、足首が
90度くらい曲げられるか試してみて下さい。
角度が小さい人は血流が悪く、内臓温度が低くなっている恐れがあります。ブーツやミュールを履いた日は、特に足首のストレッチをオススメします。

冷え症対策には最低限、体の3箇所を温めれば大丈夫!!

首・お腹・脚の3箇所を温めると体が冷えづらくなります!!

その理由をご紹介します。先ず、人の体には動脈と静脈の2種類の血液が流れています。自分の腕とか表面上に見える血管は基本静脈です。
病院で採血をする際は、全て静脈に刺します。(点滴をする場合は、動脈に刺します。)
動脈は、基本体の深部を流れています。しかも温かい血液を体全体に流しています。

では、なぜこの3箇所を温めた方がよいのか? 

「首」・・この場所には、頸動脈という血管が流れています。この血管は、よくドラマ等で首を触り、生存確認をする箇所です。先程、温かい動脈は体の中を基本通っていると紹介しましたが、頸動脈は、体の表面上に出ているため、そこから体の熱が外に出ていきやすく、体の体温を下げてしまいます。

「お腹」・・東洋医学では、臍下丹田(せいかたんでん)といわれていて、ここに意識を集中して力を集めれば、健康を保ち勇気が湧くといわれています。また、人間は母親のお腹の中で育ち、臍(へそ)で繋がって成長しています。そのため、母親の外に出て来ても、お腹を温めると全身の血行が良くなるといわれています。よく昔から「お腹を冷やすな!」・「お腹に力を入れろ!」と、いわれて来ましたが、このような意味から来ています。

「脚」「足」・・膝から下の足、足全体を「脚」といいます。また、くるぶしから先の部分を「足」といい、それぞれの漢字を使い分けています。「脚」にも、体の表面上に出てくる動脈が数本あります。そのため、体の体温を下げる原因となる訳です・。

《冷え症対策の処置法》

「首」・・マフラー、ネックウォーマー、タオル。髪の毛の長い人は、お風呂上りしっかり髪を乾かして下さい。外気が冷たいので、肩コリ等の原因になります。

「お腹」・・腹巻。ホッカイロを張る場合は、臍を中心に直接上下のお腹を触り冷たい方に張って下さい。

「脚」・・レックウォーマー、5本指ソックス。お風呂から出る際、冷水を脚だけ直接かけてから出ると、毛細血管が縮んで寝るときに脚がポカポカして温かくなります。冷水が苦手の方は冷タオルでも大丈夫です!

【補足情報:冷え症に対する東洋医学の考え方】

夏場・・・<頭寒腹熱>

夏場は冷たい物を食べたり、飲んだりする機会が多いと思います。
夏場に収穫できるトマト・ナス・キュウリは身体を冷やす食材と言われています。
そのため、お腹(腸)を冷やすと、その蓄積が冬場の冷えとして現れるという意味です。
また、頭の頭寒は、氷等で冷やすのではなく、自然の風に当てて頭を冷やすということです。
夏場で冷やした身体は代謝が悪くなり、冬場に向け太りやすい身体にもなるので注意が必要です。

冬場・・・<頭寒足熱>

冬場は冷たい空気が足元に流れるため、床の上やデスクワークで長い時間座っていたりすると、足元から冷えてくるということです。
地方で温泉などに行くと、よく足湯がおいてあるところがあると思います。
足湯はとても気持ちいいと思いますが、それは野外で頭を冷やしながら入っているから気持ちよく長く入っていられるのです。
室内で入っていると頭がのぼせ、体調が悪くなったりするので注意が必要です。

著者 Writer

著者画像
院長:石綿 啓伸
(イシワタ ヒロノブ)
5月13日生 O型
出身地→埼玉県上尾市
趣味→スポーツ全般(特に野球)、船釣り
得意な施術→患者さん一人一人を癒すこと。
一言→アットホームな院内ですので、お気軽に来院なさって下さい。
・国家資格:柔道整復師・鍼師灸師免許取得
・柔道整復師専科教員免許取得
・日本ダイエット健康協会認定
プロフェッショナルアドバイザー1級
 

当院のご紹介 About us

院名:いしわた鍼灸整骨院
住所〒362-0055 埼玉県上尾市平方領領家135-1
最寄:上尾駅西口(車で10分)西大宮駅(車で7分)
駐車場:大型駐車場6台(障害者車両含む)
                                 
受付時間
8:30〜
12:00
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15:00〜
19:30
※15:00〜
19:00
-
※土曜日の午後は、保険外施術のみ(要予約)
当日の午前中までにご連絡下さい。
◎定休日:日曜・祝日
◎急患・往療 随時承ります。

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