過敏性腸症候群

　６月に入り、梅雨の季節になってきました。早いもので、今年も半年が過ぎ去ろうとしています。

皆さん、私が何度かここでお話ししたのを覚えていますか？今年の始めにもお話をした「ジャネーの法則」、もう一度、思い出してみて下さい。忘れてしまったら、私でもスタッフでも構いませんので聞いてみて下さい。

最近、当院にも時々相談がある「過敏性腸症候群」についてお話をしていこうと思います。

【過敏性腸症候群とは？？】

　仕事やプライベートでの精神的なストレスや自律神経のバランスの乱れなどによって腸のはたらきに異常が生じ、便秘や下痢など排便の異常を引き起こす病気のことをいいます。

排便の異常の現れ方は人によって異なります。

絶えず下痢が続くケース。便秘と下痢を数日ごとに繰り返すケース。また、腹痛やお腹の張りなどを伴うことも多く、中にはトイレから離れられず日常生活に支障をきたすようなケースもあるようです。

【便通異常のタイプは４つ】

①　便秘型は、便秘症状が主となるタイプ

②　下痢型は、下痢症状が主となるタイプ

③　混合型は、下痢と便秘を繰り返すタイプ

④　分類不能型は、①②③に当てはめることが難しい

タイプを指します。

日本の※有病率は１０～２０％ 。　消化器症状で受診する患者の約３割を占めているようです。

※有病率とは、特定の病気にかかっている患者の比率。

思春期の女性や、４０代の男性に多いといわれており、 男性は、②下痢型、女性は、①便秘型が多くみられます。

過敏性腸症候群になる人は、もともと精神的なストレスに弱い性格の人といわれています。 診断の際、問診や性格テストを行うようですが、その結果からも過敏性腸症候群と性格は深く関わっていることが明らかになるようです。 また、ストレスにさらされる機会が多い２０代の女性や３０～４０代の働き盛りの人にも多くみられるです。

【セルフチェックリスト】

• 便秘や下痢が続いている。　　　　　　　　　　　　　
• 数週間にわたりお腹の調子が不調、もしくは痛みがある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• 数週間にわたり便の形が悪い。　
• 排便してもスッキリしない。　
• 便秘が続いていて、便が出たとしてもコロコロとした便しか出ない。　
• お腹の痛みは排便をすると一時的に和らぐ。　
• 排便回数は日によってバラバラ。　
• 便に血が混ざっている。　
• 寝ている時にお腹が痛くて目が覚める。　
• 体重がみるみる落ちている　。

①～⑦の症状がある方は、過敏性腸症候群が疑われます。⑧～⑩の症状もある方は、別の重い病気が隠れている可能性があるので、早めに医療機関へ！！

【腸の役割とは？】

　皆さん、この言葉を聞いて思い浮かべるのは、おそらく、「食べたものを消化・吸収するところ」と思い浮かべると思います。確かにそうなのですが、その他にも、外界には、目に見えない細菌やウイルスが数多く存在し、食事や接触などによって体の中に侵入してきます。このような外敵に対して、全身への侵入や増殖を防ぐために体内で闘ってくれるのが腸内の「免疫細胞」です。

　全身の免疫細胞のうち、６割が腸に集まっています！

外界から入ってくるものの殆どが、腸を介して全身をめぐっている訳です。腸がカラダの「玄関口」であるため、「外敵を玄関でせき止める」ことが、腸内の免疫細胞にとって最大の役割なのです！！

　その免疫細胞が弱くなると、今回のテーマの過敏性腸症候群、他にも、アレルギー症状や花粉症、肌ツヤの低下、シワ、冷え症、便秘、自律神経、肩こりや腰痛、うつ病など、色々な影響を与えます。

【当院では、根本治療がオススメ】

　症状を抑えるのなら対処療法で薬を飲んで落ち着かせると良いと思います。でも、治っている訳ではないので薬を飲み続けるしかありません。根本的に改善しないと良くはなりません。当院では、腸活をオススメしています。　※お試しもやっています。

≪Ｇｏｏｇｌｅから当院を検索して頂き、口コミ・評価をお願い致します。≫

◎当院を知らない方々にも、お役に立つ情報をご提供するために、ぜひご協力下さい。

（簡単なコメントでも構いません。）

◎投稿して下さった方に、ウォーターベッド２０分券（５００円分）プレゼントしています。

【Google表示名の変更のやり方】

①「アイコン・待ち受け写真」➡

②「Googleアカウント管理　」➡　

③「個人情報」➡④「名前」➡　　　　　　　　

⑤（名前・ニックネーム・表示名）　　　　　　　　　　　　　　

※表示名を３つのどれかを選択する。

宜しくお願い致します。　m(__)m