ヒーリングニュースvol.71
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R4. 2月の休み
6日(日)、11日(金)、13日(日)、20日(日)、27日(日)
※23日(水)午前中のみ診療致します。
オミクロン株の感染が急拡大してしまい、小学生の任意でのリモート授業、学生の修学旅行も中止や延期のところがかなり増えてきています。
現在の高校2年生は入学してから特に大きな行事ごとが殆どなく部活動などが終わりそうで可哀想でしかたありません。
子どもの筋トレは成長に悪い?身長が伸びなくなる?
以前からこのようなことが言われていましたが、具体的な根拠は存在していません。
筋肉をつけると骨の成長を止めてしまうのではないかというイメージから言われるようになったものだと考えられています。
小学生の頃から筋トレをしても大丈夫ですが、エネルギーを使いすぎないということだけは気を付けないといけません。
体が成長するためにもエネルギーが特に必要になります。
そのため、筋トレでエネルギーを使いすぎてしまうと、成長に必要なエネルギーが不足してしまうため、やり過ぎは注意が必要です。
大人がやるような筋トレではなく、ほどほどのトレーニングを心がけた方がよいので気を付けて下さい。
成長過程の小学生に無理な筋トレをさせるとかえってケガにつながる可能性大
大人のような「筋力をつける筋トレ」をするには、まだ時期が早すぎます。効果もあまり期待できないので、
そのようなことをやってはいけない時期です。
子どものうちは自重トレーニングがおすすめ
筋トレと聞くと、鉄アレイなど重い物を持って行うトレーニングを想像しますが、子どもが行う場合は、自重トレーニングがオススメです。
自重トレーニングというのは、自分の体重を負荷にして行うトレーニング方法のことをいいます。
年代別に適したトレーニング方法
「幼児期」
とにかくたくさん体を動かして遊ぶことが大切。遊びが筋トレになっています。
すべり台やジャングルジムを登り降りし、体を鍛え、バランスを取ることで、さまざまな姿勢で体を動かすことを学びます。
そこから自分の体を自由に動かす能力巧緻性が身についていきます。
「小学生」
運動に関わる神経の発達が著しい時期で、これらの神経系の発達は12歳頃までといわれています。
従って筋肉を使うための筋トレは、小学生だからこそやるべきものと言われていて、決して早すぎることではありません。
小学4年~6年生の時期は、運動神経や身体機能が著しく成長する時期です。
その時期のことを「ゴールデンエイジ」といいます。
小学1~3年生までは「プレゴールデンエイジ」と呼び、この時期に多くの運動を体験し、動作に対する神経回路を作っておくことで、その後の運動能力を大きく伸ばすことができます。
そのため、小学生のときに、色々と学ばせると著しく成長する時期といえます。
「中学生」
身長や体重が急成長する時期です。
体が大きくなり、運動の強度も上昇します。
筋トレを行うことで自身の体を支える力が身につき、ケガの予防をすることができます。
大きく体が変化する時期なので、まだ高重量のウエイトトレーニングは必要ありません。
自重トレーニングや、軽めのダンベルを使った筋トレを中心にしたメニューがオススメです。
「高校生」
身長や体重の成長が落ちついてきて、筋肉の発達が著しい時期になります。
この頃から、マシンやダンベル、バーベルなどの用具を使ったトレーニングをとり入れると効果的です。
筋力や運動のパフォーマンスの向上につながっていきます。
正しい動作を身につけながら、負荷を高めるのがケガの予防にもつながります。