捕食と間食の違い

　今年も残り3ヵ月、先月からテレビの通販番組では、お節料理のことを取り上げてやっているのをよく目にします。それに伴い、子供の成長も早く私の長男も来年は高校生です。数年前に歩行器に入れて、チューブで柱に縛り仕事をしていた時から、もう15年以上が経ちます。本当に早いものです。懐かしく思う方もいらっしゃるかもしれません。

今月は、知っていても損はない、子供の成長期に必要な捕食について書いていきます。

【成長の見極め】

先ず男性は、18歳ぐらい、女性は、16歳ぐらいで、成長が止まるといわれています。一目でわかるのは、レントゲンを撮った際、骨の両端に隙間（骨端線）があると身長がまだ伸びる証になります。でもなかなかレントゲンは撮る機会がないので、男性の目安は、髭が濃くなってハリガネみたくなってくると、終わりの合図ともいわれています。でも、最近の男性は、薄毛の子が多いので見分けが難しい状態です。

また、食事=栄養と思いますが、睡眠もかなり重要を秘めます。成長期の睡眠は最低でも9時間以上と、いわれています。しかし、電気機器の取り扱いが増えたため、誘惑が多くなり、睡眠の妨げになっているのが昨今の現状です。昔は、「寝る子は育つ」といいましたが、現在もまさにその通りなのです！！

【成長スパート期】

捕食と間食どう違うの？と思いがちになります。

成長期の時期は、男の子の場合は約12歳～14歳くらい。女の子の場合は約９歳～12歳くらい。にグッと身長が伸びる成長率の高い時期があります。この期間のことを「成長スパート期」とよんでいます。この時期にしっかり食事をとり、土台を作ると、その先の成長にも繋がっていきます。

【補食とは？？】

成長期のときは、エネルギーをたくさん使うため、

1日3食では足りません。そのため、3食以外の時間帯に、おにぎりやバナナ、ゼリーなど食べて、身体を補うことをいいます。

余談ですが、テレビで高校野球の球児が、お茶わん山盛りで何杯も食べる姿を見たことがある方も多いと思います。その分運動もたくさんするため、あのぐらいの量を食べても太らなく、成長に繋がっていくのです。

また、子供が成長期のときは、親が見守りサポートすることが、子供の健全な発育・発達につながります。

【補食をすることにより、どのようなメリットがあるのか？？】

・栄養素の補給

・エネルギーの補給

・集中力の向上

・筋肉の成長

・疲労回復　

【食べるタイミング】

運動系の習い事に行く前、塾に行く前とかに食べるのがおススメです。平日だと夕方以降に行くことが多いと思います。昼食を食べてから時間が経っており、お腹が減った状態では、集中力や体力が低下しやすく身につきにくくなります。

【間食とは？？】

アイスクリーム、ケーキ、菓子パン、揚げ物など、甘い物や高脂肪のものを補食にすると、消化に時間がかかってしまい、集中力や疲労回復に支障をきたすことがあるので、オススメ出来ません。このような食べ物は、至福のひと時の時間になるため、リラックス効果（副交感神経）が出やすい食べ物になります。そのため、体の中に蓄積されやすく、肥満の原因になるため注意が必要です。食べてはダメではなく、習慣にしない！！食べたら運動する！！を肝に銘じるようにしましょう。

※運動後は、45分～30分以内が「ゴールデンタイム」といわれています。そのときに捕食するのもオススメです。