ヒーリングニュースvol.64 プロテイン①
ヒーリングニュース
梅雨に入り、徐々に湿度、気温が上昇し、過ごしにくい日が続いています。
特に、就寝時にエアコンや扇風機、窓を開けた状態など、風が直接体に当たらないよう気を付けて下さい。
体調が優れない、原因がわからない症状などは、身体が冷えている可能性もありますので、お気をつけ下さい。
これからプロテインを飲んでみようと考えている方などに、プロテインの種類をご紹介いたします。
プロテインは、3種類あります
プロテイン=タンパク質は、3種類に分けられ、目的により異なります。
また、3種類の違いは原料にあります。
大きく分類すると、プロテインには牛乳を原料とするホエイプロテイン・カゼインプロテインの2つがあり、もう一つは、大豆を原料とするソイプロテインがあります。
- ホエイプロテイン
牛乳に含まれるタンパク質の一種です。
ヨーグルトやホット牛乳の上澄みの膜をホエイ(乳清)といいます。
これには、ミネラルや水溶性ビタミンが含まれています。
<メリット>
筋肉成分の多くを占めるアミノ酸が含まれており、筋肉修復効果も期待できます。味は淡白で飲みやすく、体内への吸収速度はスムーズで胃腸にもたれにくいというメリットがあります。
<デメリット>
他のプロテインに比べると価格が比較的高いことです。
- カゼインプロテイン
ホエイと同じく牛乳を主成分とするのがカゼインプロテインです。カゼインプロテインは、生乳を構成するタンパク質の約80%を占めています。
ホエイプロテインはが水溶性で吸収が早いことに対し、カゼインプロテインは、不溶性で固まりやすく、身体への吸収速度がゆっくりです。
運動直後のタンパク質不足の体に素早くタンパク質を補えるのがホエイプロテインで、カゼインプロテインは、就寝前に摂取することで体にゆっくりと持続的に蓄えさせることが出来ます。
寝ている間もエネルギーを消費しています。カゼインプロテインは、成長期には欠かせないカルシウムと密接に結びつき、ゆっくり身体に吸収していきます。
そのため、夜にお腹が空いて眠れない時もカゼインプロテインの持つ持続性が解決してくれます。
メリハリのあるボディラインをつくるため、運動したけど、つい食べ過ぎてしまう人には、最適なプロテインといえます。
- ソイプロテイン
原料は、大豆のタンパク質部分だけを粉末にしたものです。
タンパク質の比率を高め水分や糖質、脂肪を減らし植物性タンパク質を効果的に摂取できるようになっています。
価格が比較的安いことも特徴の一つです。
ダイエット目的の方にお勧めです。
<メリット>
カゼインプロテインと同じく消化吸収速度がゆっくりのため、満腹感が持続されやすい。
また、大豆に含まれるイソブラボンの効果で皮膚や骨の強化、血流改善が期待できます。
<デメリット>
カゼインとソイプロテインは、溶けにくく粉っぽくなり、飲みづらくなるのが特徴です。